駒津峰/仙丈ケ岳

仙丈ケ岳の巻

 

日程; 8月17日(水)〜8月18日(木)曇り時々晴れ

メンバー; CL清水(駒津峰記録) 水本 室岡(仙丈ケ岳記録)

コース ;(一日目)芦安-北沢峠駒津峰-北沢長衛小屋 

行程:等々力5:00(車)−芦安7:10−7:40(バス) 広河原8:40−9:00(バス) 北沢峠9:30 北沢長衛小屋テント場9:45 

10:16テント場−10:45仙水小屋10:55−11:28仙水峠 11:46休憩11:58−12:51駒津峰山頂13:32−14:06双児山14:15−15:05休憩15:15−15:37北沢峠 16:00テント場

   (二日目)北沢長衛小屋5:25−7:15大滝頭(5合目)7:25−

8:35小仙丈8:45−10:00仙丈ケ岳10:35−11:40馬の背ヒュッテ

―13:55登山口

北沢峠15:00(バス)−15:30広河原16:00(乗合タクシー)−17:15芦安

 

芦安の市営駐車場に着いてのんびり朝ご飯をしたためていたら、「もうすぐバスが出るよー」の声。

バス係のおじさんが場内を巡回アナウンスしているのだった。

7月にとおった道だし、広河原までは寝ていく。そこから北沢峠までは眠れず、不老の滝?を見る。

野呂川林道をすぎて、乗客のおばさま(わたしもオバサンだけど)が林道脇の斜面にカモシカを発見。

バス、バックして、みんなでカモシカ見物。若い、というより幼獣みたいで、きょとんとバスを見つめていました。

北沢峠は林の中。針葉樹の森。少し戻ってテント場へ。

テント場はほどよい感じにテントが散らばっていて、水&トイレに近くて幕営の人の通り道からはずれた場所にテントを設営。ことはスムーズに運び、シュラフやよぶんな荷物をテントに置いて、いざ出発。

沢沿いの道はひんやりして気持ちがいい。30分で仙水小屋に到着。ここのテン場をミズキさんが推奨する理由がわかる。こじんまりして、静かそう。小屋前の水もおいしかった。

仙水峠が近づくと、大ぶりな漬け物石みたいなサイズの丸石がごろごろと斜面を埋めつくした場所に出る。谷道をたどって峠に出るが、期待した展望は得られず。

休まず通過して、そろそろ休憩タイムというころにガスが切れて摩利支天がのぞく。

急斜面の登山道わきに注連縄が張ってあり、甲斐駒&摩利支天のビューポイントなんだろうな、と思う。ぱらぱらっと空から雨が落ちてくるが、2分と続かず。登っていくと、紫色のホウオウシャジン?が道の両側で出迎えてくれる。

小ピークを越え、ハイマツ帯に入って駒津峰。たこちゃん、水本さん、やった! お疲れ! おめでとう! 2750m!

ガスが動き、甲斐駒、摩利支天の頂きが姿をあらわす。甲斐駒の手前、六方石でくつろぐ人影もあきらか。

うわー、来てよかったねー! 甲斐駒は、つくづく眺めて美しい山。てっぺんが見えただけでも、すっごくしあわせ、お腹いっぱいな気分。

からだの空腹を満たすうちにガスのカーテンは白く濃くなって、六方石もミルク色のガスの向こうに。

でも下山路の双児山方面はよく見えて、鼻歌気分。ハイマツ帯にサヨナラして森林に入り、しばらく下って登り返して双児山。あとはぐんぐん下るのみ。

下りが苦手という水本さんは、こころもからだも緊張ぎみ。リラックス、リラックス。

休み休み下って、北沢峠に着くと、待ってましたの雨がぱらぱらぱらーっと来る。

それもたいしたことなくて、夕飯のすき焼きはテントの外で食べました。

19時には就寝。雲がかかってたけど夜空は明るく、22時ごろのテン場はヘッデンなしで歩けました。

―駒津峰報告より続きー

夜中に起きたら、ヘッドランプなんて不要なくらい“明るい”自分の影が濃いことにビックリ

光源は?山の端にチョッピリ顔を出している「月」、あと二日で満月だ。

4:00起床、温度が低く息が白い。身体を温めるねぎ入りラーメンを食し5:25出発。

テントにおおかたの荷物を残してきたから足取りは軽い。ハズなのに不安そうな水本さん、

昨日の下で膝がいたくなったらしい、「だめなら戻ればイイカラさ、行って見よう」

とゆっくり、ゆっくり前進を始めた。森の中を今日もまた楽しい山歩き。

遠くにオベリスク、雲の切れ間に北岳が垣間見え振り返ると甲斐駒が構えている。

小仙丈ケ岳直下で“ホシガラス”がギャ--とすごい声で歓迎してくれた。快晴ならば

南アルプスや遠く中央アルプスの山々を展望できるはずだけれど、今日は残念。

仙丈ケ岳へ向かうにつれ、ますます雲が厚くなってきた、カールを覗きこみながら美しい

尾根道を進む、ウサギギクがかわいい、流れるガスが頬に冷たい。

仙丈ケ岳直下の急登をやっつけ、水本さん初3000m超え!オメデトウございます。

下りは「ガラスの膝」をいたわりつつさらにゆっくり、馬の背ヒュッテから5合目までの

トラバース道は小さな沢、小さな滝をめでる道、マイナスイオンが疲れた足癒してくれる。

5合目からは往路と同じ道をたどって下山、あきらめそうになっていた水本さんも

「次の山の計画」を考えている、“山”の虜になっちゃったね。